自然の恩恵を多くの人たちに

赤川温泉は文知2年(1185年)、源頼朝時代に巻狩り演習中の兵士により発見されたと伝えられており、久住山赤川谷奥10数箇所で自然湧出しています。赤川荘は宿から900m・850m・250m上流部に自然湧出している3源泉より導湯しています。
赤川温泉は全国的にもまれに見る良質温泉ですが、独特な入浴法により一層効果を楽しむ事ができます。お湯は、硫酸・カルシウム・炭酸水素・ナトリウム・マグネシウム・各イオンを豊富に含有するコバルトブルー(エメラルドグリーンとも言われますが)で、内湯と露天風呂との温冷浴法は健康維持におすすめです。

赤川温泉の温泉水は、硫化水素と炭酸ガスを同時に含んでいるめずらしいタイプで、全国の温泉のなかでも希少。やくph4.9-5.2の弱酸性の泉質で肌に優しく働きかけます。カルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどのミネラル豊富で、しかも絶妙のバランスで含まれています。

さらに硫酸イオンが多めで、パワフルな作用はあるものの、まろやかな肌ざわり。また炭酸泉でもあるためクレンジング作用が高いとされている炭酸水素イオンも多量に含んでおり、美肌づくりを助けてくれるうれしい温泉です。まさに赤川温泉の高機能性温泉水は自然が与えた肌思いのバランスなのです。

メタケイ酸はほとんどの温泉に含まれている天然の保湿成分。お肌の新陳代謝を促進してつるつるにしてくれる美肌成分で温泉に入った後の肌がうるおっているのはこの成分のおかげ。潤い肌用の化粧品や、しっとり系入浴剤などにも配合されていて、お肌のセラミドを整える作用が期待できます。「メタケイ酸」の含有量が源泉1L中50mg以上なら美肌に有効とされ、100mg以上なら"美肌形成の湯"といわれます。赤川温泉はこの数値がなんと192.6mgもあります。 

「三大美人泉質」と呼ばれている美肌効果が期待できる泉質が「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」です。赤川温泉の泉質は「炭酸水素塩泉」と「硫酸塩泉」の混合タイプ。水分をたくさんキャッチして肌に潤いを与えてくれる化粧水のような温泉で、しっとりハリのあるお肌のためのうれしい美肌泉質です。

入って良し、飲んで良し、塗って良しの泉質

赤川温泉の温泉水は、くせの少ない冷泉なので、飲みやすく、玄関脇には飲泉場も設けています。温泉成分は皮膚からよりも、飲んだほうが吸収されやすく、さらなる温泉効果を期待するなら飲泉がよいとされています。また、脂肪を乳化させ、体に溜った毒素を排出する効果もあり、泉質が確かな源泉とされています。

泉源から自然湧出する100%天然温泉

赤川温泉の泉質は含二酸化炭素・硫黄・カルシウム・硫酸塩ー冷鉱泉(硫化水素型)。宿の裏山に泉源があり、泉源は全部で3つ。どれも自然湧出していて、天候によって成分や色に変化がでます。

泉源を薄めずに引いた100%天然温泉(泉源かけ流し式一部加温有)は、日本でも有数の硫黄成分を多く含む湯として知られ、アトピーをはじめ、女性が悩むお肌のトラブル、美白効果、婦人病、糖尿病、水虫などに良く効くと、全国から、多くの方が訪れています。

日本三大天然湯の花と評される赤川温泉の良質な湯の花は、泉源で 採取後精製し、ご家庭で赤川温泉を楽しむ事が出来る約2,000倍濃縮原液の「赤川濃縮温泉水」と共にお試し下さい。更にこの濃縮原液を基に作った手作り温泉石鹸はもおすすめです。


赤川温泉の泉質

含二酸化炭素・硫黄-カルシウム-硫酸塩冷鉱泉(硫化水素型)

浴用の適応症

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病(アトピー等)、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症

飲用の適応症

糖尿病、痛風、便秘、慢性便秘、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症、慢性消火器病

浴用の禁忌症

急性疾患、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、皮膚・粘膜過敏症



温泉コスメティックス株式会社 赤川温泉 赤川荘

〒878-0201 大分県竹田市久住町4008-1
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